フリーランスだけど、会計ソフトって使った方が良いの?

フリーランスとして事業を開始したばかりで簿記とかよくわからないのですが、会計ソフトって入れた方が良いですか?お金がないからExcelで済まそうかと思うんですけど。

ポイント:会計ソフトは必須。月3,000円くらいまでならかけるべき。確定申告オプションも入れたほうが良い。

あらいさんは簿記も税務申告も得意ですが、会計ソフトを使わないなんてあり得ないと思います。Excelでやる?そんなに簿記に力入れたいのなら経理職に移った方がいいんじゃないですか?

簿記の勉強をゼロから始めるのは時間がもったいない。

フリーランスになると【確定申告】という一大イベントが毎年やってきます。確定申告で失敗しないように、簿記(や確定申告書の書き方)の知識を身につけようという人は、それなりにいるのではないかと思います。

いざ簿記を身につけようと思ってテキストを開くと、見慣れない・聞き慣れない言葉が多くあり、学習に思っていた以上の時間を使ってしまった……という経験があるかたも少なくないのではないでしょうか。

どうでもいいですけど、「少なくないのではないでしょうか」ってメチャクチャわかりにくい日本語ですね。ストレートに「多いと思う」って言えって話ですね。

閑話休題

フリーランスにとって一番大事なのは、事業を継続し、発展させることに使う時間だと思います。
次に大事なのは、時間を買うためのお金だと思います。

このような前提をもっているあらいさんとしては、簿記の勉強に時間を使うのは非常に無駄だと思います。ましてや、簿記3級のテキストを読むなんて愚の骨頂だと思います。使わない知識の方が多いです。

そんな無駄な時間を省くツールが会計ソフトです。
最近の会計ソフトは安く、性能も十分です。簿記の知識がなくても仕訳を作れて、試算表もできて、貸借対照表・損益計算書も作ってくれます。

それでも簿記の勉強したいですか?

会計ソフトは事業に専念するための必須ツール

会計ソフトがあれば経理作業の時間が短縮できます。その分事業に集中できます。
あらいさんは簿記偏差値70くらいはあると思いますが、それでも会計ソフトを使わないで経理作業をするなんて考えられません。むしろ、偏差値70くらいあるからこそ、会計ソフトを使い倒して少しでも経理作業を効率化します。

会計ソフトを使わないと、簿記の勉強をして、Excelのフォーマットを用意して、確定申告書も自分で数字を埋めないといけません。全部合わせると結構な労力です。フリーランス1年目、自分だけで営業・広報・総務を兼任している状況では、経理作業に使える力は限られています。ましてや、不十分な知識で帳簿を作って、さらに不十分な知識で確定申告書を作るなんて、必要のないリスクをわざわざ取りに行っているようなものです。リスク管理面でフリーランスとして生きていくのは辛いと思います。

会計ソフトは何を使えば良いか?

話を始める前に、一応あらいさんはfreeeというクラウド会計ソフトの認定アドバイザーになっているということを明言しておきます。「認定アドバイザー」という文言だけ見れば何か特別なことをしていそうですが、認定アドバイザーは会計士・税理士であれば無料で登録できます(社労士も登録できたと思います)。有料の制度もあるのですが、あらいさんは登録していません。

簿記の知識がある人だったら、だいたい何を選んでもOK

弥生、マネーフォワード、freeeなど、名の通った会計ソフトのどれを選んでもOKです。それぞれのソフトでできることはそこまで変わらないので、あとは料金と見た目くらいが決め手になるのではないでしょうか。

料金を見るときには、どんな機能がパッケージ化されているかチェックするべきです。

  • 会計機能はどこまで使えるか?(固定資産を多く保有している人であれば、固定資産管理はパッケージに含まれているかどうか)
  • 確定申告はどのように対応するか?
  • 課税事業者であれば、消費税申告には対応しているか?

ざっとこんな点をチェックすれば良いと思います。部門別試算表の出力とか、経費の配賦みたいな機能は小規模フリーランスでは使うことはないと思います。

簿記の知識がない人なら、freeeが良い

仕訳の借方(左)・貸方(右)がわからないレベルの人は、freeeをオススメします。なぜなら、仕訳を自分で作らなくても、いくつかパラメーターを選べばそれにあった仕訳を勝手に作ってくれるからです。

シンプルなビジネスであれば、キチンとした仕訳を起こすことなく年間の経理作業を完了できます。法人との取引があれば源泉徴収分は仕訳が必要となります。

試算表、貸借対照表や損益計算書もクリック数回でできるので簡単です。
確定申告書もデータを連動させて青色申告用の書類を作成できます。

デメリットは、「何か間違えてもとりあえず仕訳はできてしまう」という点です。それが怖くてfreeeを敬遠される方もいらっしゃいます。

最後に一言、「会計」知識は身につけた方が良い。

ここまでさんざん簿記をディスってきました。悪気は全くなく、純粋に簿記の勉強をするくらいなら、その時間をビジネスの維持・発展に使うべきだと思ってのことです。

一方で、「会計」知識は絶対に身につけるべきです。多くの人は「簿記=会計」というように理解しているかもしれません。ですが違います。会計は理論で、簿記は技術です。

フリーランスにとって、技術としての簿記は対外的にほぼなんの役にも立ちません。たまに飲み会の席で話のタネになるくらいです。一方、会計は使いまくります。

  • 融資や補助金を得るために自分のビジネスを数字の面から説明するため。
  • きちんと利益が出る価格設定をするため。
  • 自分のビジネスの成長を正しく理解するため。

特に、融資や補助金のために会計知識を使うときには、説明する相手もそれなりの会計知識を持っている(はず)なので、知識不足はすぐにバレますし、事業の魅力を伝えるのに失敗する可能性が高まります。

簿記の勉強をするくらいなら、「会計」の勉強をするべきだ!
と、あらいさんは考えます。

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